訪問看護という働き方にはいくらか苦労もあります②

訪問看護師という働き方をするうえで苦労することとして、

ご利用者様のご家族との関係がよく取り上げられます。

このことについては「訪問看護という働き方にはいくらか苦労もあります①」で

詳しくご説明しているので、ご覧いただくと参考になると思います。

今回お話するのは、担当医の方やリハビリスタッフの方との関係についてです。

担当医の方はそれぞれ性格が異なり、

ご利用者様やご家族の希望や意見によく耳を傾けて、

できる限りストレスを軽減して在宅での療養が

できるように配慮してくれる医師もいれば、

ご利用者様やご家族の意向よりも自身の考える治療方針を

優先する医師もいらっしゃいます。

訪問看護師の多くが、担当医の方とご利用者様や

そのご家族との間を取り持つのに苦労するのは、後者のタイプである場合です。

実際にあった体験談として、

その担当医の方はとても熱心な方で最新知識も豊富に持っている方でしたが、

口数が少なく、どちらかというと短気なタイプであったため、

必要最低限の治療しか行わないうえに、

言葉が足りないせいで十分に説明できているとは言いにくい状況でした。

そのため、ご利用者様はそのご家族は「適当に診察されている」と

不満を持っていたのですが、医師の方にお話を聞くと、

「不用意な治療はご利用者様を苦しめることにつながるし、

余計な医療費が発生する可能性がある」という考えを

持っていたことが分かりました。

この考えが看護師や訪問看護ステーションに伝わっていなかったため、

担当の訪問看護師はご使用者様とそのご家族、

そして担当医の方の間に挟まれて苦労したようです。

また、ご利用者様によってリハビリのために理学療法士の方などに

サポートをしていただいていることがありますが、

リハビリ中にご利用者様が腰を痛めてしまったなどの情報が

訪問看護師に伝わっていないことがあります。

そのせいでいつも通りにケアをしてしまい、

ご利用者様からのクレームにつながるケースがありました。

担当医の方と理学療法士の方のどちらにもいえることは、

コミュニケーションが十分にできていないことです。

これは訪問看護師の責任というよりも、

それぞれで対応していただきたいというところもありますが、

ご利用者様やそのご家族との接点が多く、

比較的フットワークが軽いと考えられる訪問看護師が

積極的に動いた方が解決しやすく、

訪問看護師自身も働きやすくなると考えられます。

もちろん、何か問題や働きにくいと思うことがあれば、

訪問看護ステーションおとのいはしっかり対応しますが、

訪問看護の中で知りたい情報や疑問に思うことなどがあれば、

訪問看護師の方から担当医の方や理学療法士の方と、

積極的にコミュニケーションを取る必要があることを覚えておいてください。

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