ソーシャルワーカーとの情報共有と他職種理解の重要性

着実に高齢社会になりつつある現在の日本社会では、医療機関の看護だけでなく、

在宅での看護の必要性も高まってきています。

そのため、医療機関での療養から在宅での療養にスムーズに

移行するための支援がますます重要になってきています。

そのため、在宅医療への移行支援の現場では多種多様な機関や

職種の方が関わっており、情報共有を密に行うとともに、

医療機関所属の方が持っている情報を、

在宅看護の担当者へ漏れなく情報提供することが必須とされています。

この状況共有の要として重要な役割を担っているのが、ソーシャルワーカーです。

ソーシャルワーカーとは、ご利用者様やそのご家族が

在宅療養に移行するにあたって、在宅で利用できる社会保障制度などの

サービスの情報共有や、そのサービスの調整、さらには経済的や

社会的に直面すると考えられる問題に対しても支援をしてくれる方のことです。

多種多様な機関や職種の方達が関わる在宅看護への移行において、

ソーシャルワーカーの方が間に入り、情報をうまく整理してまとめてから、

在宅看護の担当者へ情報提供してくれることが多いですが、時には直接、

専門職同士で話をする場合もあります。

在宅看護への移行支援に関わる担当者達が顔を合わせて退院前の

カンファレンスを行えば、お互い安心して連携できるとともに、

家族にも見てもらうことで在宅医療に対して安心感を

抱いていただくことも可能になります。

ただ、退院前カンファレンスにおいての情報共有や確認など、

ディスカッションをして情報をまとめることは簡単なことではありません。

ソーシャルワーカーの仕事は在宅看護に移行するための情報収集や提供、

ご利用者様やご家族への社会保障制度や在宅看護に必要なサービスの紹介、

カンファレンスの設定など、非常に多岐にわたっています。

そのため、在宅看護の担当者である訪問看護師も必要に応じて速やかに

情報共有を行うなど、ソーシャルワーカーの方との連携を

スムーズにするための気遣いが必要です。

訪問看護師はソーシャルワーカーの方を含め、担当医や理学療法士など、

様々な職種の方とのスムーズな連携が求められます。

このことから訪問看護ステーションおとのいは、

訪問看護師は看護活動に関わる方々の詳細な業務内容まで

知る必要はないとしても、それぞれの役割や、

業務に対するある程度の理解を進める必要はあると思っています。

なぜなら、そのようにすることで、チームでのケアは重要である訪問看護の

質を高めることができると考えているからです。

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