特定行為研修で変わる訪問看護師の働き方

厚生労働省は現場での看護活動をよりタイムリーにするために、

医師が作成して手順書に則って看護活動をすることが

できる特定行為の整備を進めています。

このため、ある程度の実践経験がある訪問看護師であれば特定行為研修を

受けることができますが、この研修を受けることによって

訪問看護師の働き方はどう変わるのでしょうか?

訪問看護師がキャリアアップ、もしくは能力をアップさせるためには、

基本的に限られた時間の中で自主的に頑張らなければいけない環境にありました。

訪問看護師の業務は求められることが多く、

かなりの労力が必要とされる職業だと思います。

そのような環境の中で訪問看護師として働きながら、

キャリアアップや能力アップのための勉強を時間をやり繰りして続けることは

大変な苦労が伴うことであるため、休職をするケースや、

最悪の場合挫折や退職をしてしまうケースもあるといわれています。

これからますます訪問看護師の活躍が期待されている中で、

訪問看護師が仕事を続けることが難しい環境であってはなりません。

そこで、厚生労働省が特定行為研修制度を設けるなど、

キャリアアップをバックアップする体制が整えられてきているのです。

以前までの看護活動は医師の指示のもと行われることが基本であり、

医師の指示を超えたことはできないとされていました。

しかし、どこまでが看護師の業務内容で、

どこからが医師の指示を超えた業務なのかが明確でなかったため、

現場ごとに適切な対応をタイムリーに、

かつスムーズに行うことが困難な場合がありました。

それが特定行為という看護師の業務範囲を明確にすることにより、

特定行為研修を修了した看護師は医師が作成した手順書則って、

より安全で確実な看護活動ができるようになりました。

そのため、医療機関と違って医師が常駐しない在宅看護の現場では、

特定行為研修を受けることにより専門性を高め、

必要に応じて医師の手順書に則って看護活動を

行うことができる訪問看護師の活躍が期待されています。

ただ、訪問看護ステーションおとのいは、

このような研修の修了や資格の取得がすべてだとは思っていません。

訪問看護師にとって最も大切なことは、

ご利用者様に寄りそって看護するという心の持ち方です。

そのため、特定行為研修やその他研修に資格などは、

あくまでも訪問看護師のキャリアアップや働きやすくするための手助けであって、

彼らの思う働き方やキャリアプランを実現できることが

最も望ましいことだと考えています。

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