男性看護師の需要が、今後ますます高まると感じています

少し前まで看護は女性の仕事というイメージが強かったためか、

男性看護師の数はとても少ない状態でした。

しかし、厚生労働省によると、男性看護師の数は10 年ほど前では

約1 万4000 人でしたが、

2012 年には約6 万3000 人と4 倍以上の人数にまで増加しています。

それでも101 万人以上いる看護師の中で男性看護師が占める割合は

6% 程度しかなく、まだまだ少数派といえる存在です。

このように、まだまだ女性が多数を占める看護業界ですが、

男性看護師の需要は今後ますます増えていく可能性があります。

それは、看護には力仕事もあるという点で男性が

求められるという背景もありますが、それだけではありません。

男性によるケアを求めている場合もあり、

そのようなニーズに十分応えきれていないことが

男性看護師の需要拡大の要因と考えています。

男性によるケアを求めるというのはどういったことかというと、

例えば思春期や若い年齢の男性の中には、

女性看護師にケアをしてもらったり相談することを恥ずかしいと思ったり、

抵抗を感じる方もいます。

特に、若い男性のご利用者様であれば、

同性の看護師の方が話しやすくより親しい存在になり、

心を開いて雑談できるなど、話題が合いやすくて日々の訪問看護が

より楽しくなるという側面があります。

また、訪問看護はご利用者様の自宅でのケアとなるため、

ご利用者様にとって最も安心できる環境を尊重しなければいけません。

それにもかかわらず、女性看護師が同性だからと

特に配慮をしなかったためにご利用者様に不快な思いをさせてしまい、

異性である男性看護師を望まれるケースもあります。

以上のように、男性看護師が求められる理由は様々です。

求められる理由が何であれ、訪問看護はご利用者様に寄り添う仕事であるため、

よりご利用者様との心の距離が近くなり、

リラックスしてもらえるように心掛けることが大切だと思います。

そのためにも、訪問看護ステーションおとのいは

看護師の性別差をもっと少なくしていきたいと思います。

また、男性看護師がまだまだ少ない理由の1つとして、

キャリアアップが想像しにくいということもあるようです。

看護業界は女性の割合が非常に高いため、

医療機関などの管理職も女性であることが多いです。

このため、男性管理職のロールモデルが非常に少ないことが

キャリアアップを考えにくい要因になっているようです。

しかし、男性看護師の需要が高まっていくに伴って、

働く環境も少しずつ変化していっていると思います。

そして、男性看護師がキャリアアップしていきやすい環境やロールモデルが

出来上がっていく可能性も十分あると考えられます。

このことから、男性の方には看護業界に対してもっと積極的に

興味を持っていただきたいと思っています。

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