訪問看護ステーションとケアマネージャーの間に横たわる諸問題

訪問介護サービスをより良いものにするためには、

ケアマネージャーやかかりつけ医師など、

関係各所との緊密な連絡が欠かせません。

正確な情報を共有することでサービスが向上するだけでなく、

利用者様やそのご家族に安心感を与えることができるのも、大きなメリットです。

そこでさまざまなコミュニケーションを取るわけですが、

お互いに立場が異なるだけにすべてがスムーズにいく時ばかりではありません。

実際にコミュニケーションにおいて現場では

課題に感じていることいくつかあります。

まず、訪問看護師とケアマネージャーの双方が、

もっと情報の共有が必要であると考えていることが明らかになっています。

IT の時代なので情報を共有する方法はいくらでもあるのですが、

問題は情報の中身です。

一番知りたいこと、一番知っておいてほしいことが

うまく伝わっていないというコミュニケーションの不足感を

課題に挙げる人は実に多くいます。

次によく指摘されていることとして、病状など医療的な情報を

うまく伝えられない、共有できていないと感じている人が多いことです。

訪問看護師は看護師の資格を持つ医療従事者ですが、

ケアマネージャーは介護のプロであり医療従事者ではありません。

医療的な知識や専門用語となると苦手意識を持っているケアマネージャーも

少なからずいるので、そのことが情報の伝わりにくさに

つながっているという指摘があります。

逆に、ケアマネージャーの側から見た訪問看護師というのは、

医療従事者ではありますが介護のプロではありません。

特に介護保険の仕組みは複雑なことも多いので、

ケアマネージャーしか知りえないようなこともあるでしょう。

その部分において、訪問看護師に伝えにくいというもどかしさもあるようです。

こうした課題から浮かび上がってくるのは、

やはりコミュニケーションの不足や齟齬(そご) でしょう。

コミュニケーションの重要性はどんな仕事にも共通していますが、

こと医療や介護となるとその重要性はさらに高くなります。

相互理解を進める意味でもコミュニケーションの重要性をしっかりと認識して、

敢えてそれを意識して取り組むという姿勢が必要だと常に感じています。

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